Ubuntuでの例を示す。
pythonbrewのインストール
一部バグがあるのでローカルで修正(下のリストの2〜3行目)。
$ curl -kL http://xrl.us/pythonbrewinstall | bash $ vi ~/.pythonbrew/etc/bashrc cat /dev/null >| "$PATH_HOME_ETC/venv.run"
次に .bashrc を編集して pythonbrew を有効化する。編集が終わったら一旦ログアウトしてログインし直す。
$ vi ~/.bashrc [ -e "$HOME/.pythonbrew/etc/bashrc" ] && . $HOME/.pythonbrew/etc/bashrc
pythonのコンパイル
必要なパッケージをインストールしてからコンパイルを行う。
$ sudo apt-get build-dep python2.7 $ pybrew install -v 2.7.2 $ pybrew switch 2.7.2
一旦 switch したら、その設定はログアウトしても保存される。pythonbrew 以前の状態に戻したいときには次のようにする。
$ pybrew off
virtualenvによる新環境の作成
$ pybrew venv create test $ pybrew venv use test
あとはpipによって必要なモジュールを適宜インストールする。
$ pip install ply
pybrew venv による環境の選択はログアウトすると失われてしまうので、ログイン後毎回行う必要がある。
補足
pipはvirtualenvによる環境ごとにインストールされるので環境変数PIP_RESPECT_VIRTUALENV=trueの設定は必要ない。一方、PIP_REQUIRE_VIRTUALENV=trueの設定はした方が良いかもしれない。PIP_REQUIRE_VIRTUALENV=true を .bashrc 等に書いておくと、pybrew venv use していない状態(ログイン直後など)では pip が動作せず、間違って変な場所にモジュールをインストールしてしまう失敗を防ぐことができる。
(2012/4/17追記) pybrew install の -n オプションは廃止され、デフォルトではテストを実行しなくなった。テストを実行するときには -t オプションを指定する。
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